SSブログ

上野千鶴子先生。よくぞおっしゃって下さった。 [収まらない怒り、納めなければならない怒り]

今晩は

2/4の朝日新聞青beの「悩みのるつぼ」をご覧になられた方はいらっしゃいますでしょうか?
相談を受けた上野千鶴子先生の回答が見事だった。
先生よくぞ言って下さった。そんな思いです。

このカテゴリーは二度と書かないと本当は決めていましたが、この記事で考えたこと、今迄言いたかったけど上手く言えなかった事をお伝えするにはこのカテゴリーしか当てはまらないので使う事にしました。

青beは図書館で閲覧する事は可能ですが、簡単にアウトラインを。
相談者からは「知らなければ平穏無事に過ごせたのに、知って平穏ではなくなってしまった。当事者の娘はそれを隠し通している事が空恐ろしい。親として最もなって欲しくなかった側の人間になってしまった事がどうしても許せない。母親として自責の念と喪失感、娘への嫌悪感がせめぎ合っている。娘にはまだ問い詰めていないがアドバイスをお願いします」とありました。
それに対し先生はばっさりと「全ての原因を娘側へ転嫁する事でますます望まない方に追い詰めてはいませんか。」そしてお嬢さん側の裏切りは「あなたの期待に添わない事への無念と怒りです」そして、最終的なアドバイスには「本当にこれからでも娘さんとの関係を築きたいなら」と言う一言が添えてありました。

もう、先生よくぞ言って下さった。本当に気持ちが良かった。

子供ははっきり言って、大人の影響で育つ物。
大人がその責任を受け止めず、子供が悪いと言う態度を続ければ、成人を超えてからだって絶対に問題は続く物です。その事を気づかずに子供に責任を転嫁するのはやめて欲しい、親子げんかで毎度言いたかった事でしたし、今も言いたい。
どんなに怒鳴りたくても、怒鳴ったら負け、と言うのは本当にお門違いだと私はいつも思っています。
でも、そこで怒鳴る事で負けになるのも又真実です。結局被害者が加害者に変わる瞬間だから。
でも被害者も加害者も同じだけの罪悪感を持ってしまう。良い事ではない訳ですし。

親の期待に添わないから怒る、怒鳴るは間違いだと言う事だと言えますよね。これは指導側でも同じ訳です。

と言う事で、この記事を読んで取り上げるべく内容を考えていたら堂々巡りになって、凄く大変になりそうでした。

が、とある方のブログ記事を読んで、恐れはそのまま感じれば良い、と言う一節に救われました。
本当の話喉が痛くなりそうで、そう言う選択をしようとしている自分とさせまいとする自分との戦いで、体力を消耗しかけましたから。

それ位心の作用が大きい事を痛感する日々です。

改めて言いたいのは、子供の問題は親が作り出している。
これは成人しても変わらない。
一つの真実でしょう。

だからこそ、子供に問題が起きた時「全ておまえが悪い」と言う態度は許されないと言う事なのです。

このカテゴリー、この記事で更新しなくなりますように。

+++コンディショニングプログラム開催のお知らせ!!++++

【日時】2月8日・2月15日 共に水曜日15時開始16時30分終了(予定)
【場所】横浜市中田コミュニティハウス
【地図】http://www.city.yokohama.lg.jp/izumi/03shinkou/01chiikikatudo/nakatachmap.html
【内容】ストレッチ主体に、スモールギムニク(バランスボール)を活用して、普段固まっている身体をほぐしつつ、インナーマッスルやコアマッスルにも働きかける1時間30分です。
【連絡先】tsworking@js5.so-net.ne.jp もしくはブログパーツのメールフォームで

しっかり動いて、もっともっと元気動く身体の基礎をご一緒に作りましょう!!
nice!(12)  コメント(9)  トラックバック(0) 

nice! 12

コメント 9

moz

親は子供の鑑なんですよね・・・うちも反省です ^^;

by moz (2012-02-07 07:44) 

斗夢

昔から云いますね「子は親の背中を見て育つ」と。
by 斗夢 (2012-02-07 09:03) 

とる子

子供が全部悪いなんて言う親は、頭がおかしいとしか言いようが無い。
興味深く拝見させていただきました。
by とる子 (2012-02-07 17:41) 

Azumino_Kaku

私も反省しております。。
拝読して改めて思うのは、子供はいくら小さくても親とは別人格ということですよね。

by Azumino_Kaku (2012-02-07 22:25) 

tsworking

皆様ありがとうございます。

親子関係は永遠の問題ですが、子供が全て悪いと考え、起きた問題について、親自身にも原因があり、そこを探り解決しようとする意識がない限り、子供は救われない様に思います。
これは成人しても変わらないと思います。
もしこれが収入等の問題を引き起こす程の問題になっていたら、あまりに大きなハンデです。

だからこそ、この記事はご紹介したかった。
自分自身の事をさらすのはやめようと思っていましたが、さらしてでも上野先生の回答はお知らせしたかった。
なぜなら、一番幼い頃から今に至る迄の不満点はそこだからです。

と同時に、選択の力という物も感じます。
成人してからは選択の力とで変容出来るとも言いますし、少しですがわかってきた様に思います。

なかなか己を整えるのは大変ですが、今に至る選択の原因を見つめてせんたくし直す事を進めている今日この頃です。

なので、成人しようがしまいが関係なく、子供の問題は全て子供に成人後であっても原因が有るとは親子関係に関しては言えないのです。
そこを是非共有出来れば念じてやみません。
by tsworking (2012-02-08 00:50) 

mo_co

子供は育てたいように育つ、のではなく、育てたように育つのですよね。
『ハラスメントは連鎖する』、オススメですよ〜
図書館とかにあるかしら?
by mo_co (2012-02-09 16:50) 

tsworking

mo_co様

ありがとうございます。
育てたように育つことをどれだけの人が理解しているのやら・・・。
ご紹介の本、読みたいと思って市立図書館にアクセスしたのですが・・・貸し出しカードの有効期限が切れていた・・・。

明日図書館に行ってきます。
by tsworking (2012-02-10 22:43) 

miopapa

書き込む場所が違うかもしれませんが
何時もご訪問頂き
また今回は、
心の中にある突っ掛かりがとれるようなコメントまで頂き
本当に有り難うございます!

早速、このページにお邪魔して
またまた良い勉強をさせて頂きました。

何時も、ROM中心のブログ生活ですが
これからも何卒宜しくお願い致します。

by miopapa (2012-05-31 09:50) 

tsworking

miopapa様

こちらこそありがとうございました。

mo_co様が紹介されている「ハラスメントは連鎖する」(絶版になっていますが)はこの一件では一読の価値がありますよ。

こちらも言いたい事ばっかり書いていますが、今後ともよろしくお願い申し上げます。
by tsworking (2012-05-31 21:59) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。