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安全管理を改めて考える、美談はいらない [応急手当の事]

今晩は

先日のフィギュアスケート中国杯。羽生結弦選手と閻涵選手の衝突。
中継でご覧になっていらした方は、衝撃を感じられたのでは無いでしょうか。

リポーターとして立ち会っていた松岡修造氏・織田信成氏、解説の佐野稔氏も、全ての関係者が両選手を棄権させたかったでしょう。
見ている私も同じでした。

やはりあのスピードで硬い氷の上で衝突し、転倒している。
脳への影響はさることながら、内臓への影響を考えても非常に恐ろしい場面でした。

結局二人とも出場して、滑りきりました。もう演技ではなく、予定通りの動きをこなす、と言う事にならざるを得ない感もありました。

もちろんメディカルチェックの結果、脳しんとうの影響はある程度否定されたからこそ、だとは思いますが、正直・・・。何とか滑り切れて良かった、その一言でした。

翌日になって両選手の様子も伝わってきていますが、共に意識だけははっきりしているので良かった。冷静な対応を二人とも求めている、と言うのも良く分かりました。

ただ羽生選手は11/22からのNHK杯への参加を予定しており、出場したいと公言している。本当に今は身体の回復を優先させて欲しい、万全名状態でファントムを演技して欲しい、と願います。

これは、皆様共通だと思います。

又、今回の件で色々な議論が沸き上がっています。
先ず選手の体調管理、と言う観点から、何故止められなかったのか、と言う事。特に今回は脳への影響が大きな懸念点であった。

まだ10代の若い選手だからこそ、出来た、と言う見方もあると思いますが、これで引退、と言う試合で無い限り、本当に止めて欲しいそれだけ、リスクという言葉では片付けられない程の大きな影響が懸念されます。

コンタクトスポーツ特にボクシングでは、脳への影響が懸念されれば引退勧告が出る位です。特にセカンドインパクトと呼ばれる後遺症も怖い。

ラグビーでは以下のリンクのように、簡易診断基準が提示されていますし、そこには疑いがある時点で競技の中断と、一人にしない/運転をさせるな、と明言されています。
www.rugby-japan.jp/about/committee/safe/concussion2012/guideline/Pocket_SCAT2.pdf
しかしながら、スケートやラケットスポーツなど、コンタクトスポーツに分類されない種目では、こうした自体は想定されにくいでしょう。

しかし、過去にもフィギュアスケート大会の6分間公式練習での衝突事故は起きています。今回のように重症ではなかったので、そのまま選手達は試合に出ていましたが、結果は芳しくなかったとも聞きます。

また、6分間公式練習に6名が入るのも怖い、と言う関係者の声もあります。

そう考えると安全対策と言う面で、どの種目でも脳への影響が考えられる場面では審判長の権限で棄権宣告を行う事が望ましいのかも知れません。

但し、ルールの条文解釈では選手・関係者からも不満が出るはずなので、明文化も必要です。国際大会クラスではナースも常駐しているでしょうけど、医師の常駐も必要になるかも知れません。でも、それ位厳密さも必要だと思います。

と言うのも、選手は出たいのです。ここまでやってきた事を無駄にはしたくないし、全国・国際大会クラスの試合に出る選手はアマチュア扱いでも、実質プロ選手。競技結果で応えねばと言う思いもあるのも良く分かります。

そうすると強制力のあるルールで対応するより他無い訳です。

又、今回の事態を受けてスケート関係者は公式練習についても考えるとは思います。安全対策は、本当に切りが無いです。それ位何処にリスクが潜んでいるか、分からない。

ただ、その芽を摘むには、それだけの観察力も必要だと思います。
今回の一件が全ての競技種目に対して、安全対策のガイドライン見直しを改めて促すきっかけになればと思います。

私自身も含めて。

そして、この一件は語り継がれるでしょうが、美談にはしないで下さい。
あまりに危険な話なのですから。神のご加護があって彼等は守られたと思います。

羽生結弦選手・閻涵選手。
今急いでリンクに戻らないで。万全の体調で戻って来て下さい。
その事を心より念じております。

Project tsworkingからのお知らせ

継続は力なり、身体の動きと歩きが変わってきた、と評判の
横浜市中田コミュニティハウス主催
歩き方を変えて、体調すっきりエクササイズ
開催日時:11月14日(金)27日(木)以降、毎月第二金曜日・第四木曜日で実施 19:30~20:45
参加費:都度300円
受付:当日受付、事前の予約は不要ですが、定員(10名)で締切とします  
参加受付に関する詳細は中田コミュニティハウスHP→http://tatebatic.in.coocan.jp/nakatatop.htmlを参照の上、直接主催者へ確認をお願いします。

良い姿勢/良い歩き/しっかり歩きを取り戻す最短距離は、やっぱりツールウォーキングの中でも、ポールウォーキング・前方着地型です。
ポールウォーキング(ツールウォーキング)体験会
開催日:11月24日(月・祝)
開始9:00 終了10:30予定
歩行コース:柏尾川遊歩道
集合場所:戸塚駅西口ペデストリアンデッキ 雨天中止
参加費:500円 レンタルポール別途500円
持ち物:汗ふきタオル、ふたが出来る水筒 状況により帽子
  運動の出来る服装 ウォーキングシューズ 
  ロッカーが使用不可、リュックサック又はウエストポーチが必要です

今後の開催予定:1月中平日を予定。9:00~

ご都合の合わない方は、個別体験でどうぞ。日程等は打合せの上。
1回1時間2500円~(レンタルポール込)
ポールウォーキング(ツールを使った歩き方)その物については以下のリンクをチェック!!
ポールウォーキング情報http://tsworking.blog.so-net.ne.jp/archive/c2303915499-1
ポールウォーキングってなんでしょうhttp://tsworking.blog.so-net.ne.jp/2012-05-24
ポールウォーキングのすごい効果は
楽しく奥の深いポールウォーキングの研修日の、素敵なお話http://tsworking.blog.so-net.ne.jp/2012-04-23-1

毎度爆笑、終わったら身体はすっきり、気分晴れやか、tsworking毎度ずっこける
コンディショニングプログラム
日時:11月11・25日12月9日
全て火曜日13時30分開始15時00分終了(予定)
場所:横浜市中田コミュニティハウス(横浜市営地下鉄ブルーライン 中田駅下車)
地図:http://www.city.yokohama.lg.jp/izumi/03shinkou/01chiikikatudo/nakatachmap.html
参加:初回体験のみ無料 以降都度300円
持ち物:大判のバスタオル2枚+通常のタオル1枚ご持参下さい
その他汗ふきタオル、水分補給用の飲料もご持参下さい。
予約不要です。当日の飛び入り参加大歓迎!!

コンディショニングプログラムの様子はこちらから http://tsworking.blog.so-net.ne.jp/2012-09-26-1

全ての問い合わせ申込みはこちら (←クリックして下さい)もしくはブログパーツのメールフォームでお願いします。

是非ご一緒しましょう!! お待ちしております。

お願い
face bookのいいねを押して下さる方、その他リンク連携ボタンを押して下さる方へ
お心遣い感謝します。押して頂く前に、以下リンクをご一読頂きたくお願い申し上げます。
運用に当たってのお願い:http://tsworking.blog.so-net.ne.jp/archive/c2303684670-1

また、コメントでその旨お知らせ頂けたら幸いです。お礼に伺いたいと思いますので。

ガバ・メタ・ハーの法則再び 是非応急手当を受講して下さい [応急手当の事]

今晩は

先日横浜市応急手当普及員再講習を受講した報告をさせて頂きました。
その数日後に新しい資格証が届きました。横浜市防火防災協会担当御一同の細やかな心遣いに、本当に感謝するばかりでした。
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(右が古い資格証 左が新しい資格証)

さて、受講してしばらく経ちますが、皆様から頂いたコメントや、たわいのない日常会話から気付いた事も有るので、もう少し記したいと思います。

私が生涯スポーツの道を志した20年程前、今の神奈川県知事である黒岩 祐治氏が救急救命の質を向上させるべく、当時フジテレビでキャンペーンを行っていました。

黒岩氏が何故この取り組みを始めたのか、私には知る由も有りませんが、(著作を読めば分かるのかな)先ずこの事がきっかけで救急救命士が誕生したそうです。

これで病院に到着する迄の間、高度な応急手当が可能となり、救命率が上がりました。

そしてAEDの普及には、高円宮様の薨去が有りました。
大好きなスカッシュのトレーニング中に倒れられ、CPRは施されても、間に合わなかった。AEDが有れば今もお元気に大活躍されていた事でしょう。

そして更にAED設置を後押しをする気運が高まったのは、横浜FCマリノス・最後は松本山雅FCで活躍された、松田直樹選手の練習中の死去でした。

報道で知ったのですが、練習場である公共施設にAEDがなく、救急搬送されても間に合わなかったと言う事実。公共施設にAEDは当たり前、と言う感覚でしたので、本当にビックリしました。

でも、もっと考えさせられたのは、「目の前で倒れられても何も出来ない」と言うコメントや、自動車免許取得以降応急手当は聞いていても実技練習の場面を得ない、と言うお話等々でした。

もちろん私の場合応急手当普及員資格を取っ払っても、健康運動指導士と言う身体を動かす指導をする資格所有者であり、又その立場ですから、万が一に何か出来なければ、責任問題です。

ですから、当然スキルアップの一環でこうして救命講習には参加し続ける事になります。そして、こうして分かち合わせて頂いているのも、大切な事だと思っているからなんです。

そして、今こうしてお伝えしている中で確実に言える事は、
「機械がそろっていても、扱う人間がいなくては何もならない」
「とにかく発信すれば何とかなる」
と言う事なんです。

CPRの方法が分からなくてもとりあえず119番すれば、オペレーターである救急隊員が必要な誘導して下さるし、周りの人に助けを求めれば、こういう場面で恩讐など関係なく、知恵のある方が集まるはずです。

人工呼吸必須、口腔内(口の中)を確認してからスタートだった時代に比べたら、ガイドラインも随分変わりました。それはバイスタンダー(救助者)の危険もリスクも軽減出来るようにしているからです。

法律的な根拠の弱さが日本のもどかしさでは有りますが、欧米では「善きサマリア人の法」と言うバイスタンダー(救助者)を守る法律が、概念ではなく法として制定されてもいます。

かく言う日本でも、法律はなくても判例(裁判所の判断)でバイスタンダーは保護されています。「善きサマリア人の法」の精神はワールドワイドなのです。

横浜市でも20年ほど前は、普通救命講習・上級救命講習が月1回、応急手当普及員養成講座は年1回、横浜市防災センターでのみ開催でした。

が、今は本当に増えました。普通救命に関しては都筑消防署・泉消防署でも開催されていますし、応急手当普及員養成講座は年2回です。
そして平日土日関係なく開催されています。

ですから、是非貴重なお休みを費やすのは・・ではなく、大切な人を守る為の智慧作りとして是非救命講習を受講して下さい。
きっと何かご自身の身にかかった折に、助けてくれると思います。

Project tsworkingからのお知らせ

ポールウォーキング体験会

次回開催は7月で検討中、個別の体験は何時でも受付中。

ポールウォーキングその物については以下のリンクをチェック!!
ポールウォーキング動画集http://tsworking.blog.so-net.ne.jp/archive/c2303915499-1

ポールウォーキングってなんでしょうhttp://tsworking.blog.so-net.ne.jp/2012-05-24
ポールウォーキングのすごい効果は
楽しく奥の深いポールウォーキングの研修日の、素敵なお話http://tsworking.blog.so-net.ne.jp/2012-04-23-1

コンディショニングプログラム
日時:6月25日7月9日23日
全て火曜日13時30分開始15時00分終了(予定)
場所:横浜市中田コミュニティハウス(横浜市営地下鉄ブルーライン 中田駅下車)
地図:http://www.city.yokohama.lg.jp/izumi/03shinkou/01chiikikatudo/nakatachmap.html
参加:無料
持ち物:大判のバスタオル2枚ご持参下さい
予約不要です。当日の飛び入り参加大歓迎!!

コンディショニングプログラムの様子はこちらから http://tsworking.blog.so-net.ne.jp/2012-09-26-1

パーソナルサポートサービス
・日時等は全てご相談の上、内容もご相談の上です。
・ポールウォーキング体験のみ:1時間1000円(レンタルポール含)
・その他、個別のコンディショニングプログラム・日常に運動を組み込む為の作戦会議:1時間2000円~
交通費・通信費が発生する場合は別途ご相談とさせて頂きます。
パーソナルサポートの様子はこちらをご参照下さい。

問い合わせ申込みはこちら (←クリックして下さい)もしくはブログパーツのメールフォームでお願いします。

その他、全国のポールウォーキング体験会(もちろんProject tsworking主催分も)情報日本ポールウォーキング協会face bookをチェック→
http://www.facebook.com/japan.polewalking
(アカウントを持ってない方でも閲覧可能です)

是非ご一緒しましょう!! お待ちしております。

お願い
face bookのいいねを押して下さる方、その他リンク連携ボタンを押して下さる方へ
お心遣い感謝します。押して頂く前に、以下リンクをご一読頂きたくお願い申し上げます。
運用に当たってのお願い:http://tsworking.blog.so-net.ne.jp/archive/c2303684670-1

ガバ・メタ・ハーの法則再び 新しいガイドラインのお話 [応急手当の事]

今晩は

昨日の続きです。
昨日は、楽しんだ講習会の四方山なお話をしましたが、今回はガイドライン変更に関わるお話をしたいと思います。

先ず全体的には、かなり簡略化されています。

人工呼吸(mouth to mouth)は見ず知らずの人へする、と言うのは恐ろしい・・・ので、これは怖かったらしなくても良い。むしろ、胸骨圧迫(心臓マッサージ)を優先する形になっています。

これは研究結果ですが、人工呼吸をするしないに関わらず救命率、社会復帰率はあまり変わらなかった、と言う所から来ています。

結局、救命率だけでなく社会復帰率を高めるのがCPRとAEDの目的ですから、その効果を高める為にガイドラインが設計し直されている、と理解すれば良いと思います。

が、おぼれてしまった場合は、人工呼吸の優先順位は上がるそうです。
これは講習時に伺ったのですが、循環は動いていても、呼吸が止まって酸素が摂取できないのがおぼれてしまう場合のリスクだそう。
この場合はしっかり人工呼吸して下さいね、とお話を伺いました。

と言う事で、意識有無の確認である「反応の確認」から、呼吸の確認をしますが、ほぼ胸真上のアングルから、通常の呼吸をしていれば胸部/腹部が上下しますので、ここで呼吸の有無を確認する事に変わっています。

従前は「見て」「聞いて」「感じて」だったので、ある程度身体を近づける必要も有りました。その点も実技としては大きく変わっていますね。
そして呼吸が確認できないなら、直ちに胸骨圧迫(心臓マッサージ)。

これも「強く、速く、絶え間なく」と言う所が強調されるようになりました。従前のガイドラインでも、ポイントとして強調されていましたが、それ以上の強調に変わっています。

また、胸骨圧迫時に絶対に注意したいのが、剣状突起部分を圧迫してしまう事。ここを圧迫したら、逆になりますから・・・。
これを防ぐ為に頭側の手を下にして、圧迫するとかなり防げる様です。

その後で最後に人工呼吸が来ました。が、これは無理しなくて良いです。
怖かったり、フェイスシールドが手元になければやらなくても構いません。
又、人工呼吸で胸骨圧迫(心臓マッサージ)の時間が途切れないように、という注意もつくようになりました。

そうそう、横浜市消防のお約束「ガバ・メタ・ハー」の法則。
人工呼吸を行う時の成功ポイントです。

先ずはきちんとした気道確保。これが出来れば容易に吹き込みが入るので、ここをしっかり抑えて、ガバッと口を開けて、メタっと密着させて、ハーと吹き込む。ここも意識したいですね。やるなら、と言う所で。

どうしても、この言葉を聞くと爆笑しちゃう私です。

最初に学んだガイドラインから大幅に変わりましたが、基本の胸骨圧迫のフォームや気道確保、人工呼吸のフォームは全く変わりませんし、体力勝負も変わりません。

が、救急車の到着時間がこの20年近くで倍(5分から10分以上)に変わっています。だから、より体力勝負の側面が強くなっているとも言えます。

が、本当に必要な救急車の使い方をしているのか、と言う所も含めて日常でより良い健康体力作りをはかり、自己管理も怠らない、と言う所も大切になってくると思います。

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ポールウォーキング体験会

次回開催は7月で検討中、個別の体験は何時でも受付中。

ポールウォーキングその物については以下のリンクをチェック!!
ポールウォーキング動画集http://tsworking.blog.so-net.ne.jp/archive/c2303915499-1

ポールウォーキングってなんでしょうhttp://tsworking.blog.so-net.ne.jp/2012-05-24
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コンディショニングプログラム
日時:6月11日25日
全て火曜日13時30分開始15時00分終了(予定)
場所:横浜市中田コミュニティハウス(横浜市営地下鉄ブルーライン 中田駅下車)
地図:http://www.city.yokohama.lg.jp/izumi/03shinkou/01chiikikatudo/nakatachmap.html
参加:無料
持ち物:大判のバスタオル2枚ご持参下さい
予約不要です。当日の飛び入り参加大歓迎!!

コンディショニングプログラムの様子はこちらから http://tsworking.blog.so-net.ne.jp/2012-09-26-1

パーソナルサポートサービス
・日時等は全てご相談の上、内容もご相談の上です。
・ポールウォーキング体験のみ:1時間1000円(レンタルポール含)
・その他、個別のコンディショニングプログラム・日常に運動を組み込む為の作戦会議:1時間2000円~
交通費・通信費が発生する場合は別途ご相談とさせて頂きます。
パーソナルサポートの様子はこちらをご参照下さい。

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その他、全国のポールウォーキング体験会(もちろんProject tsworking主催分も)情報日本ポールウォーキング協会face bookをチェック→
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ガバ・メタ・ハーの法則再び 今回も楽しく学ばせて頂きました [応急手当の事]

今晩は

昨日はもう一つありまして、横浜市消防局主催の応急手当普及員再講習を受講してきました。

会場は横浜駅西口にある、横浜市市民防災センターの体育館。
実はここも消防署としての機能を持っているので、講習中に邪魔にならないように訓練していたり、講習が終わると音楽隊の練習やら、だったりします。

もう何十年と変わらずに利用させて頂いている場所です。
と言う私の普及員受講歴もかなりな物で、ライセンスカードも年代物です。
だって、カードの名前は昔懐かしい押出型なんですよ。だから字が消えかかっているのもおわかり頂けると思います。
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だから、指導を担当する応急手当指導員(救急隊OB Only!!)からも、貴重品だよ♪と、更新欄が満杯なので新しい物を郵送しますとお話を頂いて、盛り上がった上にビックリ。
何時もの事ですが・・・。やっぱりうれしかった。

そんなこんなで始まった再講習ですが、今回はなんと6名。
通常は最低この3倍は受講者がいるし、3時間なので実技も短くなってしまう、指導員のフォローもなかなか受けられないし、彼等も暇がない。

ですが、6名男女3人ずつ!!と言うなんとまぁほどよく。実技時は1チームに一人指導員がついて、男性チーム・女性チームでそれぞれ和気藹々と、ガイドライン変更に伴う部分も含めてきめ細かく指導を受ける事が出来ました。

おまけにリアリティー作り、というよりものせ方が本当にお上手。
救急車なかなかこないなぁってだれかがぼやいたら、「まだ横浜駅西口」とか、「側まで来ているけど渋滞にはまっている」訓練中ですが受けました。

なにより女性チームはどうしても・・・10分以上CPRを続けるのはきつい。
実際消防指令の指導でご主人にCPRを10数分実施し、消防隊に引継いだ奥様の顔は凄かったと言うお話が有る位です。

こんな所にも如何に日常の生活で、体力向上を図る事が大切か、と言うのがおわかり頂けると思います。が、指導員の方のお話を伺うと、火事場の馬鹿時からで結果乗り切るケースが多い様ですね。

そんな事もシュミレーションして実技を行うので、如何にのせるか、って事を心得ていらっしゃるのでしょうね。

だから、かもしれませんが、今迄で一番気持ちの良いあおり方で、本当に楽しかったし、こんな風に盛り上げられたらなぁと、学ばせて頂きました。
今迄受講した中では、ヒットでした。

でも、最高のヒットは、応急手当普及員取得時の指導員の皆様でしたね。

そうそう、横浜市消防の講習ではお約束の「ガバ・メタ・ハーの法則」も、取得時の指導員の方が言い出しっぺでした。

そんなこんなで愉しんだ時間でしたが、ガイドラインが変わっているので、少しばかりその点を明日お知らせしたいと思います。

ちなみに・・・。もう1セットと言っていたのは、男女問わず私だけでした。やっぱり実技は出来る時にやりたいので、1セットは足りない・・・。
まぁ体力有るなぁとあきれられていたと思います・・・。

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ポールウォーキング体験会

次回開催は7月で検討中、個別の体験は何時でも受付中。

ポールウォーキングその物については以下のリンクをチェック!!
ポールウォーキング動画集http://tsworking.blog.so-net.ne.jp/archive/c2303915499-1

ポールウォーキングってなんでしょうhttp://tsworking.blog.so-net.ne.jp/2012-05-24
ポールウォーキングのすごい効果は
楽しく奥の深いポールウォーキングの研修日の、素敵なお話http://tsworking.blog.so-net.ne.jp/2012-04-23-1

コンディショニングプログラム
日時:6月11日25日
全て火曜日13時30分開始15時00分終了(予定)
場所:横浜市中田コミュニティハウス(横浜市営地下鉄ブルーライン 中田駅下車)
地図:http://www.city.yokohama.lg.jp/izumi/03shinkou/01chiikikatudo/nakatachmap.html
参加:無料
持ち物:大判のバスタオル2枚ご持参下さい
予約不要です。当日の飛び入り参加大歓迎!!

コンディショニングプログラムの様子はこちらから http://tsworking.blog.so-net.ne.jp/2012-09-26-1

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・日時等は全てご相談の上、内容もご相談の上です。
・ポールウォーキング体験のみ:1時間1000円(レンタルポール含)
・その他、個別のコンディショニングプログラム・日常に運動を組み込む為の作戦会議:1時間2000円~
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ガバ・メタ・ハーの法則?? で使う道具 [応急手当の事]

今晩は

今は昔、応急手当の用品は探すのも大変だった。
でも今日は・・・ハンズに行けば当たり前のように手に入る・・・。
良い時代になったと、再講習受講者同士でしゃべっていました。

そうなんです。
ガバ・メタ・ハーの法則=人工呼吸用のフェイスシールド(レサコ・Qマスク等と呼ばれます)は、
実はキーホルダー位の大きさなんです。
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オレンジ色の卵形の物が、横浜市火災予防協会から講習の都度配布された物です。
トレーニング用としてなら、使った都度洗ってエタノールで拭けば繰返し使えますしね。
ラベンダー色の方はハンズで手に入れました。4月頃でしたか・・・確か。525円だったと思います。

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この形をみて、のり玉の容器を連想される方もいらっしゃるでしょうし、本当にキーホルダーとしても使えちゃいますよね。かわいいですよね。
欲しい方はこちら→http://www.yfp.or.jp/hannba.html

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但し、傷病者につかったら使い捨てですよ!!
なので、私は・・・、複数持っているので、一つはトレーニング用で、後二つは応急手当バッグに入れて持ち歩いています。

本当の話、私が応急手当普及員を取得した後数年経って、物品の入れ替えの為にフェイスシールドとアルミケットを探すも手に入らなかった事がありました。
今は本当に便利になったなぁ・・・と冒頭の話ではないのですが、本当にそう思います。

なので、是非持ち歩いて下さい。
でも、使うのがためらわれるなら使わず、胸骨圧迫(心臓マッサージ)と止血、状況により回復体位での対応でも十分なのです。

もう一度復習!!「ガバ・メタ・ハーの法則」とは
・ガバっと大きく口を開く(あごが外れる位)
・メタっと(フェイスシールドの上から)密着させて
・ハーと吹き込む

基本、自分の身を守った上での対応です。忘れないで下さいね。

コンディショニングプログラムでゆったり身体を動かす日はこちら!!
【日時】11月12日 土曜日15時開始16時30分終了(予定)
【内容】ストレッチ主体に、スモールギムニク(バランスボール)を活用して、
   普段固まっている身体をほぐしつつ、
   インナーマッスルやコアマッスルにも働きかける1時間30分です。
【会場】横浜市中田コミュニティハウス
【連絡先】tsworking@js5.so-net.ne,jp

ガバ・メタ・ハーの法則??の前に??、救急車の到着時間の事 [応急手当の事]

この機会にポールウォーキングを体験してみませんか??
【日時】 10月30日 日曜日 13時~
【会場等について】 project tsworking主催ではないので、
直接mail:tsworking@js5.so-net.ne.jpへの問い合わせをお願いします。

コンディショニングプログラムでゆったり身体を動かす日はこちら!!
【日時】11月12日 土曜日15時開始16時30分終了(予定)
【内容】ストレッチ主体に、スモールギムニク(バランスボール)を活用して、
   普段固まっている身体をほぐしつつ、
   インナーマッスルやコアマッスルにも働きかける1時間30分です。
【会場】横浜市中田コミュニティハウス

と言う訳で今晩は

昨日は多分楽しんで頂けたと思いますが、今日はまじめな話で。
皆様は救急車の到着時間は要請からどれ位だと思ってらっしゃいますか??
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5年ぐらい前だったら5分前後で正解だったのですが・・・、実はそれでは済まなくなっています。
平成22年度平均は7.7分!!

10分位で到着すればまだましと言う状況になっていると言う事なのです。

まぁ、軽傷でも救急車呼ぶから困ったなぁと言う時代でもありますから、仕方ないと言えば
なんでしょうけど。
横浜市の場合は63台の救急車で全市対応しているわけですから、ご近所の救急車が出払って
しまえば遠くからやってくると言うロジックでもありますし。

と言う訳で、到着する迄の空白の時間をどうするか??これが救命の大勝負とも言える訳です。
現在はAEDもあちこちで見かけるようにもなりました。
それ以外にも色々な情報が流れているので、救急のサインを心得るだけでも随分違います。
その上で、そのスキルをその場で活かすしかないのです。
ちなみにAEDが万能な訳ではないのです。心肺蘇生法が除細動器到着までのつなぎであれば、
AEDは高規格救急車(ある意味動くER)到着までのつなぎとも言えるのです。
結局は早くDrにつなぐしかないのです。
又、私達が対応する場面ではAEDが適応できないケースの方が多いのかなと言うのが、経験上
ありますし、AED自体が効果を発揮するのは6割とも言われています。

そんな訳で時間を見て是非応急手当講習は是非受けて頂きたいと思います。
又、最近は急変のニュースが多々流れているので、その情報を見た折でかまわないので、
webや書籍等でその症状のサイン情報等を触れておくのも一つでしょう。

後は救急車が本当に必要なのか、それとも民間患者搬送サービスを利用するべきなのか、
救急外来へ連絡して自家用車やタクシー利用で向かうのか、判断する事も大切です。
最近は24時間対応の医師コールセンターもあるようですしね。

いずれにせよ冷静な判断が大切なのだろうと思います。

そうそう119番発信は固定電話がおすすめですって。
固定網は信号が安定していると言う事もありますが、位置特定が簡単です。
且つ発信した市町村の指令にしかつながらないので、話が早いそうです。
でも時により携帯しか使えない場合もありますし、携帯しか持っていないって人も増えていますよね。
この場合は、要請時必ず「○○市××区」と言って欲しいとの事です。
万一他市町村の救急指令につながってしまった場合も、すぐに転送できるので対応が早くなるそうです。

これも大切な事ですよね。

余談ですけど・・。
横浜市は救命特区でもあるので、救急車の乗員は基本救急救命士二人体制です。
が、重傷と救急指令が判断すれば、救命活動車(旧型のマーチか、現行のキューブがほとんどで、
救急救命士二人乗車)まれにミニ消防車(救急救命士二人)
もしくは消防車(大きい・・・ので、4名体制)がついてきて来ます。
なので、他市町村区へ行くと時折救急車1台体制に違和感を感じてしまう事も・・・・。

ガバ・メタ・ハーの法則?? [応急手当の事]

この機会にポールウォーキングを体験してみませんか??
【日時】 10月30日 日曜日 13時~
【会場等について】 project tsworking主催ではないので、
直接mail:tsworking@js5.so-net.ne.jpへの問い合わせをお願いします。


コンディショニングプログラムでゆったり身体を動かす日はこちら!!
【日時】11月12日 土曜日15時開始16時30分終了(予定)
【内容】ストレッチ主体に、スモールギムニク(バランスボール)を活用して、
   普段固まっている身体をほぐしつつ、
   インナーマッスルやコアマッスルにも働きかける1時間30分です。
【会場】横浜市中田コミュニティハウス

それでは、皆様のお越しお待ちしております

と言う訳で今晩は

本日無事に2回目のプロジェクトを開催しました。が、マンツーマンになってしまったので
のんびり四方山話をしながら、ゆったりと身体を動かしました。
こんな回もあって良いのかもしれませんねと、1時間30分過ごしつつ、終わった後はすっきり。
いかに身体を動かす事が快適なのか、改めて話し合った時間となりました。
上記の通り、ポールウォーキングの体験会と次回開催日も確定していますので、時間を見て
是非是非遊びに来て下さい。予告なし参加大歓迎です!!

で、タイトルの意味ですが・・・・。
早い話が心肺蘇生法の一つ、人工呼吸のポイントです。
一応これでも横浜市応急手当普及員(取って10年以上経っているという)で御座いますので、
折に触れてCPR指導のお手伝いもしているのですが、横浜市消防関係者が指導する際に
必ずこの言葉を言うのです。
意味合いとしては・・・・。
①「ガバ」っと口を開いて(あごが外れる位)
②「メタ」っと口を密着して
③「ハー」と吹き込む
なんですが、この言葉を聞く度に密かに爆笑しています。しかもこの言葉、最初に言い出した
応急手当普及員を所持している消防職員を知っている・・・
(とは言え、すでに10年以上、お目にかかってませんが・・・お目にかかりたい・・)
で、この当時つんく♂がプロデュースしていた、太陽とシスコムーンの「ガタメキラ」が
はやっていた・・・・。

個人的にこのサビにリンクしちゃうだけなんですけどね。
それが今日まで生きていること自体がびっくりなんですが、他の市町村では言うのでしょうか??
横浜独自のような気もしますけどね。
まぁ、今のガイドラインでは無理に人工呼吸をしなくても良くなりました。
感染防止という観点と、とりあえず胸骨圧迫(心臓マッサージ)だけでも蘇生率は
それほど変わらないと言う研究結果もありますしね。

なんで、こんな話になったかというと・・・。
実は今日更新の為の再講習を受講したからなんです。久しぶりで本当に楽しかったですね。
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とは言え、本当に皆様にお伝えしたい事があるのですが、記事を分けた方が良さそうなので、
又明日します。

なお、今後普通救命講習関連も少しずつお手伝いをしていきたいと思っています。
救命講習を開催するに辺り、講師捜し中という方、是非ご一報下さいませ。
なお、修了証発行を希望される場合は、横浜市内開催が条件となりますので、ご注意下さい。
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