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早期発見早期治療は大切です!! 最終回 早期発見早期治療は家族も救います!! [早期発見早期治療シリーズ]

今晩は

強皮症の事をお伝えしたいと思ったからはじめたこのシリーズ、やっと最終回です。
が、色々な周辺の事実も見えてきて、長いシリーズになりました。
それ以外も含めて、時間が掛かりすぎたかも・・・。

このシリーズで一番お伝えしたかった事は、ずばりタイトルの通り

早期発見早期治療は家族も救います!!an>

と言うシンプルな一言に尽きるのです。
父が入院してから私以上に母が大変でした。引っ越しの直後でもあり、ゆっくり出来ると
思ったらこの騒動。最初は自宅から15分程度の総合病院だったので、父の要請で一日
2往復した事もあった程、転院先も何だかんだ言って自宅から電車で30分程度の場所で
インプレッサで行っても渋滞がなければ20分程度の場所だったので、ほぼ毎日通って
いたのです。
私も毎日と思ったのですが、時間が許さないのと、母から「自分はあぶないと悟らせたく
ないという」強い意向で、お休みの日限定で行っていました。平日の休みが取れていたの
でリハ見学だけはするようにしていましたけどね。

もし、この時間を0に出来ていたら。
父は今迄通り多様な活動にも参画出来ていたし、インプレッサを動かしていた。
本来父が前面で立たなくてはならない事も問題がなかった。

しかし、今回は全て母と私が肩代わりをせざるを得なかった。
退院後も大分負荷は減ってはいても、変わりはない状況。

愚痴っぽくなりましたけど、読んでらっしゃる皆様お一人お一人の状況に照らし合わせた
ら、どうでしょうか?
金銭面は前回少し触れましたが、両方考えても、ものすごく大きな損をしている。
罹患した本人だってすごくストレスがたまっている。だけどフォローする家族だってたまら
ない。

諸々考えてゆくと、いかに早期発見早期治療が大切かと言う事なんです。
そして罹患したら、家族全員で一度は説明を受ける。そして時間が許せばその病気につい
て知る努力をする。こうすると、かなり突っ込んだ話も聞けるし、理解も深まる分対応も楽に
なると思います。今はwebで情報がかなり集まるようになりましたし、医学部の図書館も
生涯学習の一環で年齢確認さえ取れれば解放されるようになっているはずです。

医療側には、ポイントポイントの説明はキーパーソンだけでなく、家族全体に説明をする事
を徹底して頂きたい。これは通院加療で済んでいる段階でも必要ではないでしょうか?
そうする事で、万一の対応も早くなるはずですし、協力もしやすくなるはずです。
又、本人がぎりぎり動けるなら見守りで良いからとにかく自由にさせて欲しい。
生命の危険があるから絶対安静を強いるのはやめて欲しい。本当に無理なら、本人が言う
はずです。確かに責任問題はあるでしょうけど、廃用症候群を防ぐにはそれが一番良いの
ではないでしょうか?

色々書きましたけど、やっぱりこの一言に尽きます。

早期発見早期治療は家族も救います!!

父の騒動で得た学びでした。

と言う事で、このシリーズ一応完結です。
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コメント 2

さうざんバー

シリーズ完結、お疲れ様でした(^^)
医療者として、とても勉強になりました(^^)これを参考にして活かしていきたいと思います(^^)
by さうざんバー (2010-05-01 23:24) 

tsworking

こちらこそありがとうございました。
ちょっと恥ずかしいです。
これからもよろしくお願い申し上げます。
by tsworking (2010-05-01 23:28) 

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