不自然に思う事

身体を動かす。これほど幸せな事はない。知らない身体の動きに出会いたい！！
Project tswrokingは、歩く事を介して身体を動かす事の可能性のお手伝いを致します！！
機械の指示で動くのではなく、自分の意識で身体を動かしましょう！！
詳しい事は、http://tsworking.blog.so-net.ne.jp/2011-03-09をご覧下さいね。

今晩は

大分落ち着いて来て、フィットネスクラブや公共施設のトレーニング室へも人が戻ってきて
いる様ですね。
インプレッサの中や、歩いているとトレッドミルの上で走ったり歩いたりしている人を見かける
様になりました。

が・・・・。
学生時代から疑問に思っていたのですが、機械の上がそんなに楽しいのか？？と。
もちろん、使い方やよりよく使うためのアドバイスをしている側でもありますから、本当は
そう言った発言はＮＧかも知れない。
ですが、今回の震災で改めて思う事があるので、記したいと思います。

トレーニングジム施設で､有酸素運動機器として必ず設置されているのは・・・。
・自転車エルゴメーター（エアロバイク）
・トレッドミル（ランニングマシン）
この二つは必ず設置されています。この他には、クロストレーナー・ステアクライマー等
でしょうか、最近は飽きない為にも製造メーカーが工夫しているので､多種多様になって
はいますが、王道は大体この4種類だと思います。

（奥から　わかりにくいのですが、自転車エルゴメーター　ステアクライマー、クロストレーナー
トレッドミルの順で並んでいます。）

で・・・・、この4つの中で必ず電源コードを接続しなくてはならないのが・・・。
一番人気のトレッドミルなんです・・・。
そりゃそうですよね、ベルトコンベアを機械で動かして負荷をかけるわけですから。
それ以外の多くは、自家発電方式ですから頑張って動きましょうねぇと言う所でして、
自転車エルゴメーターに関しては高齢者や医療監視下で使用する場合は、電源コード式
が望ましいのは言うまでもありません。

但し、この二つ・・・。よく考えると日常生活で常に存在している動きを､わざわざ室内しかも
移動無しで使えるようにしているとも言えるわけです。
医療監視下であったり、何らかの意図を持って負荷を変化させるのであれば、これほど便利
な代物はありません。要は使いようなんですが、何故、機械をベースに体力作りをするのか？？

この点が疑問で疑問で仕方無いのです。

歩く事シリーズで日常生活で如何に歩くか、色々とアイディアを出させて頂きましたが、
ジム施設は必要な場所ではあります。
ただ、使い方なんです。
どうして、日常生活にある動きをわざわざ機械の上で行うのか？？
身体によい事でも､環境にとってはどうなのか・・・・？？
機械はあくまでもバーチャルでしか無くて、実際に地面を走ったり自転車で移動した際に
活きてくるのか？？と言われると、非常に難しい側面があります。
トレッドミルのランニングに関しては、実際のコンクリートで10km走るのと､それに相当する
時間走るのでは、タイムアップという点から言えば、不足します。
実際のコンクリートで走った場合10分程度遅くなると聞いた事もあります。
これはその人にもよるとは思いますけどね。

そんな事を常々感じていましたが、今回の震災で電気の使用量という物を見つめた時、
トレッドミル自体の使い方だけでなく、利用する側のトレーニングの仕方その物を考える
必要があるのではないか､改めて思いました。

もしトレッドミル主体で走ったり、歩いている方がいらっしゃったら､是非外で歩いたり
走ったりする時間を創ってみて下さいね。
どうしたら良いか、靴選び含めわからないのなら、お声をかけて頂ければ可能な限り
お手伝いをさせて頂きます。