マイケルジャクソンの白い靴下とステロイド剤 [早期発見早期治療シリーズ]
今晩は
少し引っかかっていた事を書きたいと思います。
亡きマイケルジャクソン(以下MJ)のトレードマークの一つに、丈のやや短めのパンツ
と白い靴下があると思います。
個人的には、何故このスタイルを好んでいたのだろうかと理解できませんでした。
Wikipedia上では「これがクールだと思った」という記述があったので、MJ自身が格好
良いと考えて着用していたのだとは思いますが、白い手袋を片手だけにはめていた事も
含めて、その通りとは受け取れませんでした。
正直に言えば、肌の色に対する苦悩等、それらに対する反発等々のシンボルだったので
はと考えたのも事実です。
靴下は、その要素もあったのか、それともおしゃれなのか、わかりませんが、手袋だけは
Wikipediaの写真で見る限り、84年当時は公の場でも着用していたのに、88年時点では
外していました。また、BAD以降はステージ衣装以外では手袋を着用しなくなっている事
や、その頃の肌の色を見ると疑問を感じずにいられないのは、私だけでしょうか?
そう思って、色々と調べていたらMJは「尋常性白斑、全身性エリテマトーデス」と診断され
ていたと言う事実をやはりWikipedia上で見つける事が出来ました。
しかも、全身性エリテマトーデスはリュウマチ性疾患=自己免疫性疾患で、尋常性白斑も
原因不明ではありますが、おそらく自己免疫性疾患である事が徐々にですが、判明しつつ
あるともされています。
そして、治療薬が「ステロイド」であるともされています。
が、ステロイドは恩恵が大きくても、怖い薬である事に変わりはありません。
副作用に、肥満・骨粗鬆症・腎機能障害(透析もあり得ると言う事)等が示されており、いか
に徹底的な管理下に置いても、難しい薬である事には変わりはない様です。
そうはいっても、最強の抗炎症薬である事には変わりはないようです。
しかし、MJは84年~89年の写真を見る限り、そして89年から亡くなる直前の写真を見る限り
太ったのでしょうか?むしろ、やせ細って鍛えてはいても、筋がつかない状態(これはMJ自身
の節制もあったのでしょうが)だったように思えてならないのです。
実は、これもステロイドの多量投与時の副作用である事があると、父の治療の際に指摘を受け
ていましたので、もしかしたら・・・と思わずにはいられませんでした。
とすると、抜け落ちてゆく肌の色と病との戦いの中で、衣装と肌の色で慌てる事のないように、
工夫する中でMJなりのクールさも持ち合わせつつ、と言う形で出来上がっていったトレードマ
ークではなかったのかと思えてきました。
そう言う意味では、人種差別へ対するアピールだったと言う仮説は、一つの思い込みだったのか
も知れません。ちょっと反省です。
そして、薬は漢方でもほどほど、必要以上に使わない、と言うのが本当は大切なんだろうと
思えました。
何だかんだ言っても、MJはKing of Popですね。すごい方です。
改めてご冥福をお祈り申し上げます。
少し引っかかっていた事を書きたいと思います。
亡きマイケルジャクソン(以下MJ)のトレードマークの一つに、丈のやや短めのパンツ
と白い靴下があると思います。
個人的には、何故このスタイルを好んでいたのだろうかと理解できませんでした。
Wikipedia上では「これがクールだと思った」という記述があったので、MJ自身が格好
良いと考えて着用していたのだとは思いますが、白い手袋を片手だけにはめていた事も
含めて、その通りとは受け取れませんでした。
正直に言えば、肌の色に対する苦悩等、それらに対する反発等々のシンボルだったので
はと考えたのも事実です。
靴下は、その要素もあったのか、それともおしゃれなのか、わかりませんが、手袋だけは
Wikipediaの写真で見る限り、84年当時は公の場でも着用していたのに、88年時点では
外していました。また、BAD以降はステージ衣装以外では手袋を着用しなくなっている事
や、その頃の肌の色を見ると疑問を感じずにいられないのは、私だけでしょうか?
そう思って、色々と調べていたらMJは「尋常性白斑、全身性エリテマトーデス」と診断され
ていたと言う事実をやはりWikipedia上で見つける事が出来ました。
しかも、全身性エリテマトーデスはリュウマチ性疾患=自己免疫性疾患で、尋常性白斑も
原因不明ではありますが、おそらく自己免疫性疾患である事が徐々にですが、判明しつつ
あるともされています。
そして、治療薬が「ステロイド」であるともされています。
が、ステロイドは恩恵が大きくても、怖い薬である事に変わりはありません。
副作用に、肥満・骨粗鬆症・腎機能障害(透析もあり得ると言う事)等が示されており、いか
に徹底的な管理下に置いても、難しい薬である事には変わりはない様です。
そうはいっても、最強の抗炎症薬である事には変わりはないようです。
しかし、MJは84年~89年の写真を見る限り、そして89年から亡くなる直前の写真を見る限り
太ったのでしょうか?むしろ、やせ細って鍛えてはいても、筋がつかない状態(これはMJ自身
の節制もあったのでしょうが)だったように思えてならないのです。
実は、これもステロイドの多量投与時の副作用である事があると、父の治療の際に指摘を受け
ていましたので、もしかしたら・・・と思わずにはいられませんでした。
とすると、抜け落ちてゆく肌の色と病との戦いの中で、衣装と肌の色で慌てる事のないように、
工夫する中でMJなりのクールさも持ち合わせつつ、と言う形で出来上がっていったトレードマ
ークではなかったのかと思えてきました。
そう言う意味では、人種差別へ対するアピールだったと言う仮説は、一つの思い込みだったのか
も知れません。ちょっと反省です。
そして、薬は漢方でもほどほど、必要以上に使わない、と言うのが本当は大切なんだろうと
思えました。
何だかんだ言っても、MJはKing of Popですね。すごい方です。
改めてご冥福をお祈り申し上げます。
2010-02-22 00:00
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コメント(4)
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私は、亡くなるまでMJさんの事を良く知りませんでしたが、”美空ひばりさん”も同じで、亡くなって初めて、その方の功績を知る事って多いと思います(^^;)
イロイロ大変だったと思いますが、私も冥福をお祈りしたいと思っています(^^)
by さうざんバー (2010-02-22 20:40)
ありがとうございます。
私が、MJの存在をはっきり知ったのがBADでした。
この曲はThis is itには収録されていないので、残念ですが、
とても刺激的だった事を覚えています。
この騒ぎでパフォーマンスや、曲に接する機会が多くなり、
その偉業を改めて感じずにはいられません。
功績を生前から理解されていれば、と思う反面、これで良かった
と言う側面もあるのではないかと、MJに関しては思う事もあります。
生きる事、死ぬ事。色々な側面があるのでしょうね。
by tsworking (2010-02-23 00:20)
tsworkingさま
コメント頂きながらお礼も申し上げずに
ごめんなさいませ。
そうだったんですか よく 見つけられました事。
wip,,,.納得でした。 ぴよ拝
by ぴよぴよ ベクトル (2010-02-26 14:13)
ありがとうございます。
お気になさらず、ぴよ様もドタバタ物だったのではないかと思いますし。
この記事は、Wikipedia上の内容に、私の私見が入っています。
もし、医療関係者の皆様、それからこの辺の情報を持ってらっしゃる方、
間違い等ございましたら、指摘頂けると大変ありがたいです。
よろしくお願い申し上げます。
by tsworking (2010-02-26 23:13)