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安全管理を改めて考える、美談はいらない [応急手当の事]

今晩は

先日のフィギュアスケート中国杯。羽生結弦選手と閻涵選手の衝突。
中継でご覧になっていらした方は、衝撃を感じられたのでは無いでしょうか。

リポーターとして立ち会っていた松岡修造氏・織田信成氏、解説の佐野稔氏も、全ての関係者が両選手を棄権させたかったでしょう。
見ている私も同じでした。

やはりあのスピードで硬い氷の上で衝突し、転倒している。
脳への影響はさることながら、内臓への影響を考えても非常に恐ろしい場面でした。

結局二人とも出場して、滑りきりました。もう演技ではなく、予定通りの動きをこなす、と言う事にならざるを得ない感もありました。

もちろんメディカルチェックの結果、脳しんとうの影響はある程度否定されたからこそ、だとは思いますが、正直・・・。何とか滑り切れて良かった、その一言でした。

翌日になって両選手の様子も伝わってきていますが、共に意識だけははっきりしているので良かった。冷静な対応を二人とも求めている、と言うのも良く分かりました。

ただ羽生選手は11/22からのNHK杯への参加を予定しており、出場したいと公言している。本当に今は身体の回復を優先させて欲しい、万全名状態でファントムを演技して欲しい、と願います。

これは、皆様共通だと思います。

又、今回の件で色々な議論が沸き上がっています。
先ず選手の体調管理、と言う観点から、何故止められなかったのか、と言う事。特に今回は脳への影響が大きな懸念点であった。

まだ10代の若い選手だからこそ、出来た、と言う見方もあると思いますが、これで引退、と言う試合で無い限り、本当に止めて欲しいそれだけ、リスクという言葉では片付けられない程の大きな影響が懸念されます。

コンタクトスポーツ特にボクシングでは、脳への影響が懸念されれば引退勧告が出る位です。特にセカンドインパクトと呼ばれる後遺症も怖い。

ラグビーでは以下のリンクのように、簡易診断基準が提示されていますし、そこには疑いがある時点で競技の中断と、一人にしない/運転をさせるな、と明言されています。
www.rugby-japan.jp/about/committee/safe/concussion2012/guideline/Pocket_SCAT2.pdf
しかしながら、スケートやラケットスポーツなど、コンタクトスポーツに分類されない種目では、こうした自体は想定されにくいでしょう。

しかし、過去にもフィギュアスケート大会の6分間公式練習での衝突事故は起きています。今回のように重症ではなかったので、そのまま選手達は試合に出ていましたが、結果は芳しくなかったとも聞きます。

また、6分間公式練習に6名が入るのも怖い、と言う関係者の声もあります。

そう考えると安全対策と言う面で、どの種目でも脳への影響が考えられる場面では審判長の権限で棄権宣告を行う事が望ましいのかも知れません。

但し、ルールの条文解釈では選手・関係者からも不満が出るはずなので、明文化も必要です。国際大会クラスではナースも常駐しているでしょうけど、医師の常駐も必要になるかも知れません。でも、それ位厳密さも必要だと思います。

と言うのも、選手は出たいのです。ここまでやってきた事を無駄にはしたくないし、全国・国際大会クラスの試合に出る選手はアマチュア扱いでも、実質プロ選手。競技結果で応えねばと言う思いもあるのも良く分かります。

そうすると強制力のあるルールで対応するより他無い訳です。

又、今回の事態を受けてスケート関係者は公式練習についても考えるとは思います。安全対策は、本当に切りが無いです。それ位何処にリスクが潜んでいるか、分からない。

ただ、その芽を摘むには、それだけの観察力も必要だと思います。
今回の一件が全ての競技種目に対して、安全対策のガイドライン見直しを改めて促すきっかけになればと思います。

私自身も含めて。

そして、この一件は語り継がれるでしょうが、美談にはしないで下さい。
あまりに危険な話なのですから。神のご加護があって彼等は守られたと思います。

羽生結弦選手・閻涵選手。
今急いでリンクに戻らないで。万全の体調で戻って来て下さい。
その事を心より念じております。

Project tsworkingからのお知らせ

継続は力なり、身体の動きと歩きが変わってきた、と評判の
横浜市中田コミュニティハウス主催
歩き方を変えて、体調すっきりエクササイズ
開催日時:11月14日(金)27日(木)以降、毎月第二金曜日・第四木曜日で実施 19:30~20:45
参加費:都度300円
受付:当日受付、事前の予約は不要ですが、定員(10名)で締切とします  
参加受付に関する詳細は中田コミュニティハウスHP→http://tatebatic.in.coocan.jp/nakatatop.htmlを参照の上、直接主催者へ確認をお願いします。

良い姿勢/良い歩き/しっかり歩きを取り戻す最短距離は、やっぱりツールウォーキングの中でも、ポールウォーキング・前方着地型です。
ポールウォーキング(ツールウォーキング)体験会
開催日:11月24日(月・祝)
開始9:00 終了10:30予定
歩行コース:柏尾川遊歩道
集合場所:戸塚駅西口ペデストリアンデッキ 雨天中止
参加費:500円 レンタルポール別途500円
持ち物:汗ふきタオル、ふたが出来る水筒 状況により帽子
  運動の出来る服装 ウォーキングシューズ 
  ロッカーが使用不可、リュックサック又はウエストポーチが必要です

今後の開催予定:1月中平日を予定。9:00~

ご都合の合わない方は、個別体験でどうぞ。日程等は打合せの上。
1回1時間2500円~(レンタルポール込)
ポールウォーキング(ツールを使った歩き方)その物については以下のリンクをチェック!!
ポールウォーキング情報http://tsworking.blog.so-net.ne.jp/archive/c2303915499-1
ポールウォーキングってなんでしょうhttp://tsworking.blog.so-net.ne.jp/2012-05-24
ポールウォーキングのすごい効果は
楽しく奥の深いポールウォーキングの研修日の、素敵なお話http://tsworking.blog.so-net.ne.jp/2012-04-23-1

毎度爆笑、終わったら身体はすっきり、気分晴れやか、tsworking毎度ずっこける
コンディショニングプログラム
日時:11月11・25日12月9日
全て火曜日13時30分開始15時00分終了(予定)
場所:横浜市中田コミュニティハウス(横浜市営地下鉄ブルーライン 中田駅下車)
地図:http://www.city.yokohama.lg.jp/izumi/03shinkou/01chiikikatudo/nakatachmap.html
参加:初回体験のみ無料 以降都度300円
持ち物:大判のバスタオル2枚+通常のタオル1枚ご持参下さい
その他汗ふきタオル、水分補給用の飲料もご持参下さい。
予約不要です。当日の飛び入り参加大歓迎!!

コンディショニングプログラムの様子はこちらから http://tsworking.blog.so-net.ne.jp/2012-09-26-1

全ての問い合わせ申込みはこちら (←クリックして下さい)もしくはブログパーツのメールフォームでお願いします。

是非ご一緒しましょう!! お待ちしております。

お願い
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お心遣い感謝します。押して頂く前に、以下リンクをご一読頂きたくお願い申し上げます。
運用に当たってのお願い:http://tsworking.blog.so-net.ne.jp/archive/c2303684670-1

また、コメントでその旨お知らせ頂けたら幸いです。お礼に伺いたいと思いますので。

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