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塩って実は・・・ [食事は大切!!]

今晩は

減塩料理の話で、Bin様がアドバイスを下さるので、本当にありがたい限り
です。自分のお弁当でさえ、計量スプーンで醤油を計っています・・・。

それはおいといて、何故、心臓病リスクがあったり、高血圧治療で減塩指
導がかかるか、記したいと思います。但し、ここでの記述は、健康運動指
導士養成講座受講時の講義内容とそのテキストと、私なりの気づきに基づ
きますので、間違いや最新の研究等で何かありましたら、ご指導頂きたく
お願い申し上げます。

日本人の食事摂取基準2010というガイドラインがあります。
ここでは、1日に摂取したい栄養素の数値が示されているのですが、塩分
に関して言うと、

成人男性 9g 成人女性7.5gが目標とされています。

現実に考えて見ると、常に手作りして気を付ける習慣を持たない限り、非常
に難しいと言えるスコアです。
以外と、和洋問わずスイーツ類にも含まれている物ですし、調味料に限らず
乳製品(特にバター・マーガリン・チーズ)と言った食品にも、隠れて含まれて
いるからです。

では、何故血圧コントロールが必要になると、塩分コントロールの指導となるの
でしょうか?
早い話が、「最強の血圧昇圧剤」がナトリウム=塩分だからです。
その働きについては、ここでは割愛します。複雑すぎて、訳がわからなくなりま
すからね。
とは言え、ナトリウムの特質として、脱水作用があげられます。
この作用を利用した食品が、加工食品です。漬け物や燻製・ひものがその例で
すよね。水分を減らして保存性を高めてゆきます。
だから、ナトリウムの過剰摂取が血液中の水分を減らすから、心臓に強い圧を
要求して、血圧を上げてしまうのではないか?とも考えがちなんですが、実は
逆なんです。
体内のナトリウムバランスが崩れると、腎臓にナトリウムが必要以上に貯めら
れます。この結果として、必要以上のナトリウムを尿として排出しようとして、
過剰な水分摂取につながり、結果体内の水分も増えてしまう。それが血液量を
増やす事につながり、結果心臓への強い圧力を要求する事になってしまう訳
です。

そんなわけで、食塩コントロール指導がかかると言う事なんですよね。

父ですか?
私もそうですが、低血圧なんです。だけど、ぎりぎりセーフの数値までどうしても
上がらない為、心臓への負荷を考慮して塩分制限がかかってしまっていると言う
事なんです。
これは主治医とも相談しましたよ。最強の昇圧剤が、最高の食欲増進剤なんで
すからね。
主治医も同じ事を考えていたようですが、循環器の先生方とも協議して今は一番
きつい制限の状態だそうです・・・。
でも、何とか状態を見て検討しますとの事でしたので、何とかなってくれと思って
います。

だから、減塩料理慣れるぞ!!って事なんです。
ちなみに、今日の晩ご飯は母お手製の、あじの塩(?)焼きと豚汁、5分づきご
飯と、もずくとアボカドの和え物でしたが、あじを焼く時に塩を振らなかったら、味気
ないとつくった本人がこぼしていました。私は、丁度良いんですけどね。
父が帰ってくる迄に食事だけでも体勢を整えたいと本当に思います。
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